愛国心=納税

「日本の伝統文化に何の愛情もなくても、きちっと税金を納め、法律を守れば、これは愛国心の発露だ」
AERA臨時増刊 「自衛隊 どうする どうなる」より)

今年5月にあった衆院憲法調査委員会での、劇作家・山崎正和氏の発言なんだとか。

「気安く愛を口にするんじゃねえ」(byロックスミス)な人間なんで、正直、愛なんて言葉を素面で語るのは、正直うざいんですよね。何かお互いの内臓でも、さらけ出しあわなきゃいけないみたいで。

とかく、愛国心を語る場合、肯定反対の両立場とも、アツくなってファナティックな物言いに陥りやすいので、理詰めと言うか、センチメントのかけらもない愛国心観って、何だかクールですね。日本のかつての保守派の持っていた、リアリズムの凄みと言うのを見る思いです。
社会党が万年野党だったのも分かるような気が…)


山崎氏が、実際にどんな発言をしたかどうか、調べたかったのですが、「第159回 第1回憲法調査会公聴会」のページ中には、該当する発言は見つけられませんでした。

(追記 2004.08.07)
中国人ではなく、厨国人と呼びたくなるような人も…
人の振り見て我が振り直せ。もって他山の石とさせていただきたいものです。(ため息)

ココログからのインポート 2008-11-16)