死刑制度

以下のはてぶの追加情報。あの胡散臭い美人死刑囚ではなく、中国の死刑制度について。

http://b.hatena.ne.jp/y-mat2006/20110611#bookmark-14811434

何か無性にネットで真実臭がするんだけど…/中国では死刑の執行は宣告した裁判官が立ち会うそうで、死刑制度存続国の日本よりも死刑制度について覚悟完了してる感じがする。

中国の死刑執行についての情報は以下の本から。

日本の刑罰は重いか軽いか (集英社新書)

日本の刑罰は重いか軽いか (集英社新書)

著者は中国と日本と米国で法学を学んだ研究者で、新書では、その三国の刑罰の制度が比較されている。詳しくは新書を読むなり、同じ著者の専門書を読むなりして欲しい。
面白いと思ったのは、中国の死刑裁判では、裁判官自身が刑の執行に立ち会わなきゃならないと言うこと。身もふたもないと言うか、上流工程から下流工程まで見ますってことなのか。
去年、当時の日本の法務大臣が死刑執行に立ち会って、話題になったことがあるけど、生命刑を宣告した者が現場レベルで責任を取るのは、ある意味、潔いと思わないでもないワケで。
死刑制度が、ボクらの社会にとって必要だと言うなら、刑の執行を公開して、国民に現状をアッピールするぐらいした方が良いんじゃねえのかなあって。
それぐらいの覚悟が出来てるのかなあ?