石原都知事は好きじゃないけど…

TOEFL得点、卒業の条件に…実学重視の都立新大学

実学志向ってのは、けして悪いことじゃないと思うのよね。

公立の学校として、社会の側からお金を出してもらってるワケだから、社会の要請する人材と言うリターンを出してくれたってバチ当たんないでしょ。
社会の歯車になりたくなさげな人は、自腹でも出すか、もっと勉強するかして、別の場所を目指せば良いだけだし。

河合塾に外注してることに文句言ってる人もいるけど、何か、官尊民卑な選民意識も感じちゃって、少しだけいや〜んな感じ。
って言うか、いわゆるええとこの大学に入ってる人で、塾とか予備校とかの受験産業のお世話になってない人を探すほうが難しいんとちゃいますか?(中には、家庭教師って言うのもいるんだろうけど)

大学の中の人(文字通りですな)は、大変かも知れないけど、たとえば、学資を出して子供を学校に通わせたり、卒業者を新入社員として受け入れる側の立場からすると、その立場に同情するだけのシンパシーを感じ得ないのよね。
ま、金の卵を産む鶏を切り裂いてるような気もするけど、社会の側からの共感を得たいのであれば、もうちょっと、自分たちが、石原都知事の構想する大学よりも、社会の役に立つことを宣伝する必要があると思いますです。

ココログからのインポート 2008-11-16)