越後屋NGO

越後屋と言うお名前で、まじめに活動されているNGOの方がおられたら、あらかじめお詫びしておきます。

報道によりますと…
アフガンの日本大使館の元一等書記官が、NGOに便宜をはかった見返りに、10万円の賄賂を受け取ったとして、更迭処分を受けたそうです。
ただまあ、NGOと言う言葉を外すと、便宜をはかってもらうために、お役人に袖の下を渡すと言う、実に、古典的な話になるワケで。

越後屋、お前もワルよのう…」
「へへへ、書記官さまこそ…」

いやあ、まさか、こんな会話がされたとは思いませんが、賄賂が社会の潤滑剤になってるような国もあるので、そこはそれ、よしなにと言うことなのでしょうか。

朝日新聞に連載されていた「カラシニコフ 銃・国家・ひとびと」には、現地政府のお役人にあれこれとたかられて、撤退してしまったNGOのエピソードが紹介されていました。お役人の給料がろくに払えないような破綻した国々(破綻しているからこそ、政府やNGOの援助対象となってしまうと言う罠)では、先進国のダンナがたにたかっても、「搾取」されたものを取り返してるだけって腹なのかも。

10万円払ったNGOのメンバーって、そう言う世間知を持ってるだけなのかも知れませんね。(NGOって言っても、聖人君子ばかりいるワケじゃないですから)

ココログからのインポート 2008-11-16)